あがってしまう場面での恐怖感はできれば味わいたくないでしょう。
ただ、社会で精力的に活動するなら逃げている場合ではないし、何とかできないものかと思う人が多い。
それに、世の中にはあがりとは無縁で、とても頭の回転が早く魅力的に話す人がいるものです。そんな人と自分を比較すると自信が下がってしまいます。
しかし、実際あがることで湧き上がる恐怖は単なる幻想に過ぎないものです。
オリンピックじゃあるまいし「誰も私など見ていない」と理解することです。まず自分の認知がおかしいことに気がつきましょう。
自分への過剰な重要性を放棄することです。
そして話すテーマが決まっているなら事前準備をとことんやる事です。そこまでそのテーマに情熱をもてないなら、それが問題です。
あがってしまうその場面で貴方に与えられた役割を冷静に考えてみよう。
何かを伝えるなら相手に何が伝わるといいのか。相手に何を届けたいのか。ギフトを提供するプレゼンターとしての自覚があがりの恐怖を消すのです。
与えられた役割に誠実になることです。自分にベクトルを向けるから過剰な自意識であがるのです。常に相手に目線を向けていると別の意識が生まれてきます。
さらに役割とは自分が何者であるかという立ち位置のことです。
なぜこの場で私が登場するのか。その意味を理解することです。
何かの専門性を期待されての役割なら貴方にしか話せない領域あるはず。相手に伝えるべきことがあるはずです。
それは別に仕事だけではなく例えば、一主婦の思いでも庶民の代表としてでも何にでもいえるでしょう。
だから以下の二つが明確であると、あがりまくる恐怖からは解放される
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自分の役割
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事前の準備
新年度がスタートすると環境が変わったり人間関係が入れ替わったりする人がいると思います。
新たな出会いで誰に何が伝えていけるのか。貴方はいったい何者なのか。
しょぼい自意識を手放して、相手に何を届けられるかに焦点を当てていこう。