
あなたは自分の声が相手に届かなかった経験はありますか?
聞き返されたり、呼びかけに気づいてもらえなかったりすると、自信を失いそうになります。
自信のなさが声に表れているのか。声が弱いから伝わらなくて自信がなくなるのか。
これはどちらが先でも関係ありません。声を少し鍛えるだけで、自己イメージが上がります。
自然に自信が出てきます。自信は持とうとして持てるものではありません。ですから、とにかく先に声を磨くことで、内面が自然についてくるのです。その方が早いのです。
自分の声を客観的に聞いて、自分が納得できる良い声を取り戻します。
声というのは基本的な原型は変えられません。でも、呼吸や発声のトレーニングをすることで、質を上げることでかなり変わるのです。
呼吸は大事です。相手にしっかり届く声は、お互いのストレスを減らして仕事やプライベートに好循環をつくることができます。
ずっと付いて回る自分の声の重要性に気がついていない人、声に自信がないのを放置している人が多いです。
そのため、鍛えるとその他大勢から、自然と周りに影響力を発揮する人になれるでしょう。ほとんどの人が注目していないからこそ、いち早く声に磨きをかける価値があるのです。

2019年大阪多喜二祭がやってきます。私はある本をきっかけに小説家・小林多喜二の作品と人柄に興味をもち、多喜二祭実行委員会のメンバーになりました。
そして2007年の第一回大阪多喜二祭から現在まで続けてきました。
おかげさまで年々恒例の行事に育ってきました。毎年多くの方々に参加をいただいています。
多喜二は軍国主義に傾く日本を危惧し反戦を訴え続けました。また代表作「蟹工船」にみられるように労働者が搾取されて劣悪な条件で働かざるを得ない社会の構造を暴き労働者たちに団結を促したのです。
2019年の記念講演は文芸評論家の谷本諭さんをお迎えします。私も非常に楽しみにしています。興味がおありの方はぜひお越しください。
2019年2月10日(日)
13:30開会予定
場所 クレオ大阪東ホール
資料代1,000円
結婚式の司会をしているとよく聞かれることがあります。「どんな演出をすれば感動的な式になりますか?」本当によく質問されますが正直毎回、返答しづらいです。
なぜかというと、結婚式で感動が生まれる場面とは抑えきれない人の感情があふれ出る場面としか言いようがないためです。これをすれば感動が生まれるなどという方法はないということです。
結婚式も披露宴もご承知のようにほぼ同じような構成になっています。例えば、スピーチやインタビューやお礼の挨拶や手紙など決まり切った形です。
ゲストだって過去にさまざまな披露宴に参列した経験を持つ人が多いでしょう。それに2人が結婚したことなんて招待状をもらう前から知っていることですし2人が幸せだろうということも知っている。
では、ゲストは何を見たいのか。ありのままの感情が見たいのです。喜びで感激いっぱいの姿を見たいのです。そしてその気持ちを共有できるから心からお祝いするのです。
美味しい食事でもてなしを受けるのも楽しみのひとつでしょうが、美味しいものはこの披露宴ではないところでも食べることができます。
ここでしか味わえない感情の共有こそが万難を排してやってくる理由です。身も蓋もない回答ですみません。
でも、これが真実です。感謝の心、素直な喜びの気持ちは自然に伝わります。これから結婚式を迎える方に心から素晴らしい一日をぜひ迎えていただきたいと思います。

ご家族や列席者の方から「温かくよい司会でした」などとお褒めの言葉をいただくことがあります。
ひとまず責任を完うできたのかなと安堵と感謝でいっぱいになります。
しかし一方でみぞおちがチクリとするような痛みを覚えます。
私のこれまでの司会者人生と比べると、それ以前の人生の方がはるかに長いです。
昔の私は今思うと随分心ない言葉、きたない言葉を使ってきました。そして人を傷つける言葉もたくさん使ってきました。
そんな私が司会を始め、少しばかりものの言い方を学んだからといって過去の罪がたちどころに消えるわけではありません。
それなのに「皆様のご多幸をお祈りいたします」なんて涼しい顔をして言う資格が自分にあるのかと、心の片隅で問う自分がいつもいます。
それでもマイクを持って仕事をする以上、私は天に向かってお許しくださいと言うほかないのです。
言葉には人を救い、慰め、励まし、人生を変える力がありますが、同時に人を殺す力もあります。
相手が心地よくなれる話し方、言葉の選び方、そして何より心を傾けて相手の話が聴ける人になれるよういつまでも追求していきたいです。
そして心のすきまにたえず居つづけるこの「懺悔」の念を抱えたまま日々向上していきます。

人はいつも愛に渇望しています。私は婚礼司会者としてたくさんの新米夫婦のお世話をしてきました。
愛し愛される関係を結ぶことができた。この広い世界の中でこんな人に出会うことができた。
初々しい新郎新婦の輝きは愛を知った喜びそのものだと思います。
そして結婚式の打合せの中でどうやってゲストや家族に感謝を伝えようかと一生懸命考えます。
私は結婚式の本番も感動するけどあーでもない、こーでもないって打合せしながら新郎新婦と一緒に悩んでいるときが楽しいです。
新郎新婦が感謝に溢れている姿は心から美しいです。もし脳を分析したらそれは恋の病に過ぎないのかもしれない。
でも、関係ありません。過去の傷も、みじめな経験も帳消しにしてくれるパワーが愛にはある。
そう、人は愛を知ると愛を還元したくなる。新郎新婦の輝きの正体はこれに尽きると思います。
あなたが今現在もしパートナーがいなくて寂しい思いをしているとしても関係ありません。
幸せそうな新郎新婦も少し前まではあなたと同じようにパートナーの出現しない現実に寂しい思いを抱えていた人も少なくないです。
だからどうか希望をもってほしい。運命のパートナーといつ出会えるかは神様にしかわからないのですから。
だから今寂しい思いをしているとしてもできることを精一杯やってみよう。
それがもし話し方や第一印象を良くすることであれば私はサイト内でいろいろ小技を提供しています。
勇気を出して行動するのはあなたにしかできないことですがネタならたくさんあります。
テクニックで魅力的に見せて人気者になることも可能かもしれないけれどあなたは本当はそんなことを望んではいない。
そんな表面的なもので異性を巻き込んでは迷惑ですからね。素敵な人が現れたときに慌てなくていいように何でもいいから自分磨きしませんか。今を楽しむことです。
本気で楽しくなってきたら何かが起こるんじゃないかな。気分が先です。
あなたの魅力を一番初めに発見するのは運命のパートナーじゃない。あなた自身です。
だから、それまではどんな姑息なノウハウでもテクニックでも試してみたらいい。虚しくなりますから。とことん虚しさを感じ切ってみることです。
ところでハリウッドスターのような人気者のお金持ちがあまり幸せそうでないのは何故だとおもいますか。
それは誰も自分のありのままを見て愛してくれているわけではないとわかるからです。
たまたま身につけたものや恵まれた役柄に人々が熱狂しているだけと自分が見抜いてしまうからです。
自分には本当は何の価値もないと気づいて寂しくなるのです。一般人と何も変わらないのですよ。
はじめは何かの魅力で多くの人を惹きつけたいと願ってもいずれは、たった一人の人間として存在そのものを丸ごと受け入れてほしいと願うようになります。
それに気づけばあなたも相手の存在意義を相手以上に感じてあげられる人になります。
そんな人を誰も放っておきません。あなたは異性だけでなくあらゆる老若男女を寄せ付けます。誰も寂しくないよ!っていうスーパーメッセンジャーになろう。