意思疎通が難しい人の原因別苦手克服法
世の中にはコミュニケーション能力か高い人と低い人がいます。コミュ力が低い場合、日々の仕事や個人生活の中で意思疎通が難しくなり、深刻な悩みになります。
日本語が問題なく話せるのに他者と交流が難しかったり、意思疎通がうまくいかなかったりするのは何故なのか。それには様々な理由や原因があります。そこで、コミュニケーション能力に日々悩んでいる人が対処法と予防法を知り、苦手を克服する方法をお伝えします。
コミュニケーションの問題を抱えて苦しむ人は、「やり取りのコツを知らないこと」「過去の失敗にとらわれやすい傾向」があります。
さらに、長年コミュニケーションが苦手であることを、自分が盲目的に受け止めていることが多いです。自分の変化を信じられないためなかなか変わることができません。
これからお伝えするのは、思い込みから自分を解放し、自分で自分をコントロールする方法です。少しのコツを知り勇気をもって実践することで、仕事がスムーズに回りだしたり、人と接することが楽しくなったり、不思議な変化を感じ始めます。
繰り返し実践して、自分が内部から変化しているのをぜひ感じられるまで取り組んでみてください。
生きていく限り、人とのつながりを絶つことはできません。そして、あらゆる楽しみや自分をわくわくさせるチャンスもまた、人から人へとやってくるものです。
対人コミュニケーションとは意思の伝達のこと
コミュニケーションの主な目的は、お互いの意思を伝えあうことです。会話やしぐさや表情などあらゆる表現方法で、お互いの要望や気持ちを相手に伝えます。
そして日々のコミュニケーションには大きくふたつあります。
シチュエーションによって伝えるものが少し変わってきます。情報のやり取りがメインの状況は、例えば仕事のやり取りをするときです。上司の指示を理解して、それを行動に移し実行していくための情報を受け取ります。
受け取ったら、理解したことを相手に伝えるために返事をします。もし、わかりにくい点があったら質問します。仕事の業務はだいたいパターンが決まっているものです。
ですので、仕事のときのコミュニケーションでつまづきやすい人は、押さえるべきポイントを認識できれば比較的対処しやすいでしょう。
一方、後者の感情共有のためのコミュニケーションの場合は、もう少し複雑になります。相手が伝えたいことを過不足なく言葉で表現してくれるとは限らないからです。
むしろ、人は自分の感情というものを、ありのままストレートに表現することはあまりありません。ストレートに表現すると、どうなるかというと単純に赤ん坊のような表現に近くなります。不快感があると泣きわめき、満たされるとニコニコします。
しかし大人になると、子供じみた表現をしなくなります。言葉で裏腹なことを言ったり、思わせぶりな態度を取ったりすることがあります。
そんな面倒くさい表現の中から、相手の感情を察知して分かち合うという高度なやり取りが必要になります。このような能力は生まれもった脳の構造や、育った環境によっても違ってきます。
そのため、人の感情を察知することが苦手な人は、とても苦労します。特に悲しみや苦しみの感情について汲み取れない場合などは、対人関係が悪くなることがあります。
そのため感情をあつかうコミュニケーションは人によっては大変難しさを感じます。
これから、それぞれに対応した情報の受け取り方をみていきます。自分が苦手な分野を認識してぜひ改善につなげてください。
仕事のコミュニケーションの場合
仕事の場で求めらるコミュニケーションとしてまず重要なことは「相手の要求を正しく理解する」ことです。相手の要求することをはき違えてしまうと、仕事でミスが起こりやすくなり結果として「仕事ができない人」の烙印が押されてしまいます。
ですので、情報のやりとりが正しく行われるように言葉のキャッチボールをすることが重要になります。
仕事の指示を聞き、実際にあなたが指示通りの対応をするためには「理解力」と「適切な質問力」が必要です。しかし、コミュニケーションの苦手な人は指示をされたときに、相手の言葉を「相手が期待する通りに」受け取ることが苦手です。
例えば、「あの資料準備しておいてね」と言われた場合。まず「あの」が何を指しているのかを正しく把握しなければいけません。「あの資料」と言う時点で、相手の頭の中には「あの資料」が「どの資料」なのかが明確になっています。そして当然あなたが「あの資料」を自分の思う資料としてわかっているという前提で話しています。
その時、あなたがもし「あの資料」を100%正しく認識できている場合は大丈夫です。しかし、もしそれが80%くらいの正しさで、20%はもしかしたら違う資料かもしれないと思った場合、その場で「あの資料とは●●の資料のことですね」と一言念を押すことが出来ます。
もし違っていた場合、その質問を返すことで間違った資料を準備してしまうというミスを犯さずに済みます。でも相手がもし、あなたにとって怖いタイプの人ならその場で聞き返すことはためらわれるかもしれません。
受動的で大人しい人の中にはコミュニケーションを省略しがちな人がいます。「はい」と言ってしまうと相手はわかってくれたものと考えてしまう可能性があります。
そのため小さなことでもポイントとなる部分や、後々ミスが起こると面倒だと予測されるところは一言念を押したり、質問したりするクセをつけましょう。
相手が少々イライラしていようが、数秒で確認できる話しです。確認がためらわれるときは最終的にミスが起こったときの全体のデメリットと天秤にかけて考えるようにします。
そうすれば、どんな相手に対しても確認すべきことをきっちり確認して、確実に指示を遂行できる仕事人になれます。「あの」「あれ」「それ」「例のもの」などの言葉が指す具体的なものをしっかり推察する能力は、日ごろの意識で身についていきます。
元から勘が鋭いタイプの人は「一を聞いて十を知る」という対応を難なくやってのけてしまいます。しかし、もしあなたが少し鈍感だったり、察することが苦手だったりする場合は相手の言葉の中の「あれ」「それ」が指すものを間違えないように意識をしましょう。
それが出来ればさらに、「あの資料準備しておいてね」の準備は「いつまで」にするのが望ましいのか。資料は「何部」必要なのかなど。より相手の求めるものを100%達成するために聞くべきことと、聞かずとも推察できることが見えてきます。
仕事が出来る人は相手の一歩先まで読んで対応する人です。人のミスを防いだり、フォローしたりできる人は仕事の現場では重宝される人材になります。
相手の一歩先を読むためには、相手の求めるものを正しく理解するための「言葉の返し方」が重要なのです。仕事場では誰もが忙しくしているものです。そのため極力スマートでシンプルな言葉の返し方ができるように意識してみましょう。
貴方がもし、女性とうまく話したいのに「どうしたらいいかわからない」というのならそれは当たり前の事です。
私はプロ司会を10年以上していましたが、もし「今日の司会の現場はどんな催しかどんな人が集まる場所か何もわかりませんがいい感じでヨロシク」と言われたら話なんてまったくできません。
「主催者呼んでこい!!」ってなります。それとも、サプライズでも仕掛けたいのか?
だから、女性といい感じで会話したいのなら相手と自分の前提を知る必要がある。
もし同じコミュニティにいるなど相手と背景が共通していたらそれなりに話せることはあるでしょう。
しかし、もし共有する背景があまりない例えばナンパした後ならどうするか?付いてきてくれたって気を抜いたら終わります。
初対面の前提や共有事項はあります。共有しているものはあります。
今いる場所がそうです。向かい合って座っているならお互いの眼に映るお互いの姿もそう。そして、たった今生まれた関係性。生まれたばかりですぐに死んじゃうかもしれない不確かな状況に放り込まれた関係性。
つまり、なんらかのドキドキ感は共有事項ですよね。それらを取っ掛かりにして俺の思惑を脇に置いて話すことです。
自分のおでこに「思惑」付いていませんか?女性は貴方と違って、安全安心を脅かされているという緊張状態です。それを知っておかなければいけません。
自分の最重要と相手と最重要は違うのです。相手の最重要は安全です。最重要は違うけど2番目、3番目の重要事項は共通してるかもしれない。
それが、その場のドキドキ感なり空間や目の前の物、目の前の相手です。「ドキドキするね」お互いに同じ気持ちであることを確認するだけで相手は少し安心します。
そして思惑は外しても相手への興味は外さなくていいのです。「貴女はとても目を引きました」「話してみたいと思った」余裕を持って言えばいいのです。だって関係もてたらいいなって感じたことは事実でしょ。
異性に関心持たれること自体は誰も歓迎します。身勝手な「要求」が気持ち悪いだけです。
そうならないための秘訣は貴方の重要事項に相手を入れないことです。
相手の存在に重要性をもたせないことです。縁があっても、なくてもそれまでのこと。そのくらいの軽さが女性を楽にします。
そういう軽い考え方でいいんです。そして初対面なら当たり障りのないその人の属性を質問する。
ざっくりとした質問です。ざっくりでいい。細かく聞かれると、怖くて閉じちゃいます。
もちろん質問する前に自分がまず言うのです。無難なことだけで充分だからね。ベクトルを相手に向けないことです。
相手の目線から自分自身を見つめる感覚。これを身につけられたらほとんどの人と仲良くなれます。
人の目を見られないようなタイプの人はこの感覚を身につけるとものすごく変わります。
芝居の訓練で、相手の目の奥を見るってのをやるんですが、はじめは照れて見れないかもしれないけど慣れればできます。
そういう余裕がないままに矢継ぎ早にマシンガントークとかありえないですよ。貴方だって自己中は嫌でしょ。相手が求めるのは「安心」です。
余計なことを発すると女性は怖くなるんです。安心という最も必要なものを与えるから話をしてくれるし好意も生まれるのです。相手はそのくらい警戒心が強いと思っていてちょうどいいです。
たとえ見た目が少々派手で物怖じしないタイプに見えても関係ないです。見た目と個性が100%連動してる人なんてほとんどいない。
経験からわかるでしょう?普段わかることが特別な場面だとわからなくなるから暴走してせっかくのご縁が消えてしまう。
初対面じゃなくても同じこと。そのとき、その状況で二人が共有している前提は変わります。
だから会う前に数分間シュミレーションするんです。相手は会うたび、毎回新しい相手なんだと思うことです。
自分もそうでしょう。日々成長するし気分の上がり下がりだってある。気がかりな問題を密かに抱えていることもある。
特に女性は微妙な体調の変化に敏感です。気分に振り回されやすいです。髪型一つキマらないだけで1日ブルーになる可愛い生き物です。
そのときそのときの相手を見てあげましょう。そうすることで小さな変化に気が付ける。だから質問できるし、コメントできる。自然に会話が成立する。
何を言おうか考えても無駄。観察することです。今日の二人の前提を探ることです。
タイトルに入れた10分必要っていうのは相手に向ける10分じゃない。人に会う前に10分かけて頭を整理するための時間のことです。
こういうことを面倒と思うか思わないかがモテるとか仕事できるとか人生の喜び楽しみを大きくする分かれ道になります。
観察しない、質問しないから相手の不機嫌の理由がわからない。女はわからない。女は気まぐれな暴君。恐妻家気取り。自身の喪失。御臨終。
女性からすると中途半端に介入すんな!独りよがりのバカは消えろ!テメー失礼なんだよ!です。面白がらせろなんて夢を見させろなんて高価なもの食わせろなんて別に思っていない。
優秀な人ほど変です。貴方の頭の中に正解などありません。小賢しいノウハウ詰め込んで来るな。正解は相手のハートの中です。
結局、場を共有して欲しいのです。ちゃんと空間を分け合って仲良くしたいのは女性も同じなんですから。一旦空間を分け合えたら女性はかなり一途な人が多いです。
不潔は嫌だけど、チビでもハゲでも世界一に見えるようになる。相手の脳が勝手に貴方をイケメンに見えるようにしてくれるから大丈夫。
だから10分間が大事。先のことなんて誰にもわからない。でも、この瞬間の縁をそれなりに意義ある時間にしましょう。
会話が苦手な人へ。次に自分が言うことばかり考えてしまう原因と対処法
相手の話を聞いてない。って書くと一行で終わってしまいますね。
次に自分の言うことを考えてしまうというのは、一対一の会話のときだけでなく会議や複数の話し合いの場でもよくあります。
順番に自己紹介させられる場面や順番に意見を求められる場面などではほとんどの人が自分に発言が回ってきたときのシュミレーションを頭の中で展開しています。
それほど人は自意識が強いのです。
変なこと言っちゃいけない。
優れた意見を言える人間に思われたい。
頭悪いと思われないように。
自己中だと思われないように。
日本は平和な国ですね。だけど、これでは矛盾しているのです。だって「無難に目立たないように」と「俺様の有能さを示したい」と相反する願望がにじみ出ているから。
そこはかとなく目立ちたいみたいな気持ち悪さです。
だったら真面目な会議で入魂のギャグでも披露してくれたら私は心の底から尊敬しちゃいますがそんな人はほとんどいない。
まぁこんな事を言ってる私も次に何を言おうか考えてしまうことはいっぱいありました。
じゃあどうしたらいいか。
それは誰かが話しているときには、それを聞くことだけに集中する癖をつけていくことです。
とにかく聞くのです。自分に発言する番が来ることなど忘れてしまうほどに聞くのです。
これって本当に難しいことです。だから一生懸命全てを捧げるつもりで聞き入る事を自分に課すのです。
で、自分の話す番が来たときには自分の胸に全神経を集中させてみます。頭を働かせないつもりで胸に聞くのです。
胸から上がってきたものを喉から素直に出すのです。
それまでに人の話に全神経を傾けて耳をすましてきたのなら胸に何かが浮かんでくるはず。真剣に聞いていたなら何かを言いたくなるはず。
その人の言葉を引用して発展させたり、まったく逆の意見が出てきたり、自分がどう思われるかよりも、どう思われてもいいから言いたい事を貫くことを第一優先にすると決めるのです。
日常の中に訓練の機会は無数にあります。日常を意識することが会話上手、話し上手の究極のテクニックです。
人の話を上の空で聞いていて自分の頭をどんなに働かせたって、昨日の自分とほとんど変化はありません。
自分を大きく飛躍させ楽しみや喜びを追求したいのなら、意識を変えずに情報を詰め込んでも大して面白くはなれません。
自分なんて何十年もやってますから簡単に変わりません。
大病したり、大失恋したり、失業したり、そういう不可抗力によって変化させられるだけじゃなくて
何事もない平穏な日々の中で自分を大きく変えたいなら、日常の意識とチャレンジを繰り返すことです。
それをやるから「あの人は一味違うよね」ってなるんです。密かにファンが増えていくんです。
日本語が流暢に話せるくせに会話が苦手とか、人前で話すの苦手とか、幼子の人見知りと同じレベルです。
幼子は可愛いからいいけど、大人ならそういうことを言い訳にして逃げ続けるのはダサいしキモいと思ってやれることからやってみましょうよ。
自分の枠を超えてからの楽しい人生をよりたくさん過ごしましょうよ。逃げないことを選択しよう。
そうやって人の話を聞く習慣がつくとどういう人を話し上手というのかを自分で見極められるようになります。
そうしたら、その人の言葉をアレンジして自分のものにしたり、言われて嬉しくなった言葉を今度は自分が誰かに掛けてあげたり、そういうことが自然にできるようになって語彙が増えていきます。
気がつくと自分の特異性が人の口を通して自分に伝わります。
「話しが面白い〇〇さん」
「いつもユニークな〇〇さん」
「個性が光り輝く〇〇さん」
自分も知らない自分の可能性を他者が教えてくれるようになる。
なぜそんな事態になるのか。それは、とりも直さず貴方が人の話をよく聞く人だからです。
貴方が好かれている証拠です。相手は貴方と話がしたいのです。こんな毎日を過ごせたら貴方も周りも楽しくないですか?
実現可能ですよ。実現したいと心から思うなら。限られた人生の時間を共に楽しくしていきましょう。
会話の中で言葉に詰まってしまうのを気にしている人がいます。しかし、言葉が出てこないからといって自分の知っている世界の話ばかり早口で話しまくるのは最悪です。
その話が意味不明だからというより、こちらが置き去りにされているのがわかるから冷めるのです。
だから自分の話で会話を進める際は、その話が出てくる必然性を相手もある程度わかるようにしてあげるのが礼儀です。
会話のキャッチボールは普通あまり取りにくいところに投げないようにした方がいい。
中にはとんでもない暴投をする人がいます。暴投でも意図的にやっていたり、個性がずば抜けていれば別ですが、普通のコミュニケーションを望む人は無難に親切な球(言葉)を投げましょう。
では、言葉を出やすくするにはどうすれば良いでしょう。改善方法は3つあります。改善のための訓練方法を紹介します。
日常の生活の中で会話力を磨くことができない場合や、絶対に失敗したくない場合は人知れず練習する方法があります。慣れてきたら、人を相手にしながら意識的に会話をしてみましょう。
1️⃣実況する力
見たもの、感じたものを即座に言葉にする練習をしましょう。例えば電車の窓の外を流れる景色を実況中継してみるといいです。
2️⃣反射神経を鍛える
部屋にあるものをなんでもよいので5つくらい用意しましょう。ティッシュペーパーでもリモコンでもその辺にあるものでいいです。それを放り投げて一番遠くに飛んでいったものについて即座に語る練習です。
もうひとつは、誰かに紙に単語を書いてもらいます。固有名詞でも、形容詞でも何でもいいです。一枚の紙にひとつの単語です。それを何枚か作って一つを選びます。10秒間のシンキングタイムの後、その単語について1分間話します。
3️⃣相手を観察する
誰かと会話するときに相手の表情の変化をつぶさに観察します。そしてそれを心の中で言葉にします。「今なにを見たの?」「今笑いそうになった?」「顔に何かついてるよ」「退屈してきた?」「髪を触るの癖?」
実際に口に出すかはその時々の状況で判断してください。書いておいてなんですが、あまり面識のない人を相手に「顔に何かついてるよ」などと言うのはやめましょう。
あくまでも些細な変化に気が付く観察力を養うためです。会話が成立しにくい人は人の事をあまり見ていません。正直関心もありません。
そのため一方通行になってしまうことに気づく必要があります。相手の動いた目や手や、顔色や姿勢そういうものをじっくり見れるように日頃から意識することです。
こういうところから自然に言葉が生まれます。その場でしか生まれ得ない二人だけの会話を作れるようになります。共同作業だという意識をもつことが大事。
一対一の会話が苦手な人はひとりの世界で独りよがりになりがちです。共同作業の生ものだから二人で作るのです。ひとりで全部を背負い込んで俺がこの場を盛り上げようとか無理しないことです。
以上が日常の中でできる訓練方法です。会話の難しさは文章を書くときのように時間をかけて練ったり推敲して書き直したりできないことです。
待った無しの生放送だから緊張するのです。だけど訓練して慣れてしまえば生放送の楽しさがわかります。バンジージャンプみたいなものです。とりあえずやってしまえ!!それ以上考えても意味がない。
特に、相手を観察できてそれを言葉にできれば、自然に質問している状態になり相手がたくさん喋ってくれます。たくさん話せなくていいんです。世の中のほとんどは喋りたがりだから。
司会って突然素人に任命されても、戸惑いますよね。でも上司の命令だとやらないといけないしね。サラリーマンは辛いよ。。。入社時には想像もつかない任務が不意に降りかかるのが会社組織のありがたいところです。
司会進行する際に何を言えばよいかはコチラを参考にしてください。➡式典の司会原稿
さて、司会をやる時にどうやって乗り切るかですが、やはりまず、孤独と緊張感をなんとかしたいですね。
そのためには、一番前に座っている誰かを利用していきましょう。誰でもいいです。人の良さそうな人で、貴方の話をふんふんと聞いてくれてるような誰かです。
そういう人を見つけたら、その人一人に話しかけるように司会を進めてください。勝手に味方を作るのです。味方がいると思うだけで人は結構つよくなれます。一人を味方につければ何とかなります!
結局のところ、一人相手に喋るのと、1,000人相手に喋ることは、全く同じだと考えてください。だってそうですよね?
やってる事は人の前に立ち、場を進める案内をしているに過ぎないでしょ?人の前なのか、人々の前なのか、ものすごい大勢の前なのかで、やる事一切変わりませんよ。
変わっているとしたら、それは貴方が聴衆を見たときの顔の数や目の数ですね。一人なら2つの目なのが、1,000人の場合には、2,000個の目になります。
だから、それが怖いんやんけー。と言いますが、誰もそんなに真剣に見てないから大丈夫!眠いのを我慢している人がいっぱいいますよ。
本当に寝ている人もいますしね。「起きろ!馬鹿者!」って感じです。だから大丈夫!貴方の妄想と、自意識過剰だと思ってスルーしてください。
健闘を祈ります!