人の話を聞いていて、相手の気持ちの表現がよく伝わってくる人と、するすると流れてしまい、印象が残らない人がいます。この違いは何なのでしょうか?
感情豊かで共感を呼びやすい話し方のひとつに「形容詞の第2音をしっかり上げる」というコツがあります。
例えば、「美しい」という形容詞の場合。「うつくしい」の「つ」の音を少し高い音程にするのです。上げにくい場合は、最初の「う」の音を少し下げると良いでしょう。
つまり、1音目と、2音目の音の高さに落差をつけるということです。平板な感じよりも、感情が乗っているように聞こえます。一本調子で、何を言っているのか印象に残りづらいという人は、ぜひ意識をしてみてください。
形容詞なら基本的にどの言葉でも、第2音を上げると良いです。
あたらしい
はげしい
あかるい
こんな感じです。
それだけで、随分と話の印象がくっきりと色鮮やかになりますよ。