唄と舞と楽器(鳴り物)の総合芸術を鑑賞してきました。
自然界と人間の融合をテーマにした作品で、非常に抽象的なイメージの舞台作品でした。
言葉らしい言葉ではない音声や、打楽器のリズムは人工的なものとは違い、自然界の音や息遣いが感じられる不思議な世界でした。
日頃耳にするような、歌詞やメロディーが明確に伝わる音楽とは異なり、理屈を超えた表現の世界を堪能しました。
なるほど。日本よりもフランスなどで評価されそうな感じがします。
何でもかんでも答えや意味を求めても野暮というもの。
このような不思議系のアートは、自分の凝り固まった観念をときほぐす意味でも面白いと思いました。