
人はいつも愛に渇望しています。私は婚礼司会者としてたくさんの新米夫婦のお世話をしてきました。
愛し愛される関係を結ぶことができた。この広い世界の中でこんな人に出会うことができた。
初々しい新郎新婦の輝きは愛を知った喜びそのものだと思います。
そして結婚式の打合せの中でどうやってゲストや家族に感謝を伝えようかと一生懸命考えます。
私は結婚式の本番も感動するけどあーでもない、こーでもないって打合せしながら新郎新婦と一緒に悩んでいるときが楽しいです。
新郎新婦が感謝に溢れている姿は心から美しいです。もし脳を分析したらそれは恋の病に過ぎないのかもしれない。
でも、関係ありません。過去の傷も、みじめな経験も帳消しにしてくれるパワーが愛にはある。
そう、人は愛を知ると愛を還元したくなる。新郎新婦の輝きの正体はこれに尽きると思います。
あなたが今現在もしパートナーがいなくて寂しい思いをしているとしても関係ありません。
幸せそうな新郎新婦も少し前まではあなたと同じようにパートナーの出現しない現実に寂しい思いを抱えていた人も少なくないです。
だからどうか希望をもってほしい。運命のパートナーといつ出会えるかは神様にしかわからないのですから。
だから今寂しい思いをしているとしてもできることを精一杯やってみよう。
それがもし話し方や第一印象を良くすることであれば私はサイト内でいろいろ小技を提供しています。
勇気を出して行動するのはあなたにしかできないことですがネタならたくさんあります。
テクニックで魅力的に見せて人気者になることも可能かもしれないけれどあなたは本当はそんなことを望んではいない。
そんな表面的なもので異性を巻き込んでは迷惑ですからね。素敵な人が現れたときに慌てなくていいように何でもいいから自分磨きしませんか。今を楽しむことです。
本気で楽しくなってきたら何かが起こるんじゃないかな。気分が先です。
あなたの魅力を一番初めに発見するのは運命のパートナーじゃない。あなた自身です。
だから、それまではどんな姑息なノウハウでもテクニックでも試してみたらいい。虚しくなりますから。とことん虚しさを感じ切ってみることです。
ところでハリウッドスターのような人気者のお金持ちがあまり幸せそうでないのは何故だとおもいますか。
それは誰も自分のありのままを見て愛してくれているわけではないとわかるからです。
たまたま身につけたものや恵まれた役柄に人々が熱狂しているだけと自分が見抜いてしまうからです。
自分には本当は何の価値もないと気づいて寂しくなるのです。一般人と何も変わらないのですよ。
はじめは何かの魅力で多くの人を惹きつけたいと願ってもいずれは、たった一人の人間として存在そのものを丸ごと受け入れてほしいと願うようになります。
それに気づけばあなたも相手の存在意義を相手以上に感じてあげられる人になります。
そんな人を誰も放っておきません。あなたは異性だけでなくあらゆる老若男女を寄せ付けます。誰も寂しくないよ!っていうスーパーメッセンジャーになろう。
付き合うときや結婚するときはトントン拍子に事が運んでいくのに、別れるときや離婚するときは時間がかかるし目も当てられない泥沼になってしまう。
ホラー映画も顔負けの凄惨な現場を体験すると次に進めなくなることもある。なぜあんなに輝いた日々がこうなるのか。
それは別れは一方通行が多いから。初めは両者の合意で始まるのに終わりは片方からの申し出になるから揉めちゃうことになる。
特に結婚するときは契約だから解消するときはどうしても重くなる。法的に守られている分、不自由が多い。
逃れたい側と、維持したい側両者の合意で始まったはずの素晴らしい関係が壊れるのは何故か。
それは目的のずれ両者の目的がずれてることに気がついたら一緒に居続けることが当然難しくなる。意味のない関係は続かない。
付き合い始めには想像もできない現実。相手はそもそも自分じゃないし自分とは全く違う異性です。
だからこそ魅力的で惹かれるし、別れる理由もそこに含まれている。付き合う理由と、別れる理由は基本的に同じ。
でも付き合う前に賢くなると誰とも付き合えなくなる。神さまは最初の期間だけ頭から不思議な快感物質を出して魔法にかけちゃう。
恋心満載のハネムーン期間というやつ。3〜4年で切れるという脳内麻薬。
だから本当は付き合う前ほど自分の地を出しておくべきで付き合ってからはもっともっと相手のことをよく知ろうとすること。
なのに巷に溢れる恋愛指南は付き合う前に選ばれる必要があるから高嶺の花を演出し自分の価値を釣り上げるノウハウを伝授している。そんなの結婚後ボロが出るに決まってる。
そんな騙し合いのゲームにハマってきた人あなたの周りにもいっぱいいるでしょ?
結婚生活を我慢しながら続ける人、結婚生活から逃れようと頑張ってる人、相手を繋ぎとめようと頑張ってる人、他の人に癒しを求めにいく人、やることが逆だろう。
結婚生活を天国にしている人は付き合う前からありのままを見せて選んでもらい、結婚後は相手の不足な部分さえ愛しく思える。
そんな無理のなさと心の寛容さをもっている。別に聖人になることじゃない
自分の自信のなさを自分ひとりで乗り越えること。自信がないから価値を釣り上げる必要があると知ること。
地で生きていても選んでくれ人がいると信じてみること。
自分が価値を釣り上げている間に出会える相手はきっと、相手も自分を懸命に釣り上げている人に他ならない。
表面的に発しているものに惑わされてはいけない。見極める目がないなら、そんなステージからさっさと降りること。楽にいきましょうよ。
まずは、あなたらしさを自分で認めて実感しましょ。同じ目で相手をまるごと愛しましょ。結婚を地獄の入り口にしちゃいけませんって。
大丈夫。まずは地を出しましょう。訓練すればできるから。少しの意識で変われます。
周りの人から「いい人紹介しようか」と声がかかりやすい人がいます。このような状況が自然と生まれると出会いが広がっていいですね。
では、それは実際にどんな人なのでしょう。それは周りの人から「この人は素敵な相手がいるんだろうなぁ」と想像させるような人です。
すごく素敵なのに何故か異性の存在が見えにくい人がいるとなんとなく気になるものです。
そして中には確認してくる人がいます。「あなた彼氏彼女はいるの?」そこで「いません」というと不思議がられます。
そして中には「知り合いを紹介しましょうか」と声をかけてくれる人が現れることがあります。
そのように聞いてもらえる人になるには自分の恋愛対象となる年齢の人や独身の人だけではなく、むしろたくさんの人脈を持つ人格者の方に目を留めてもらえるような魅力のある人物になることが大切です。
そうすることでパートナーがいないと伝えたときに「えーもったいない本当?」と言ってもらえます。
そんなあなたになれば、きっと素敵な人を引き合わせえてもらえる可能性があります。
自分で出会いの場に出かけることや趣味のサークルに入ることももちろん良いです。
でも自然に向こうから紹介の話がやってくるようになれれば縁がより広がります。

婚礼司会を通してたくさんの夫婦を見てきましたが結婚当初の惹かれあう夫婦って、つり合いが取れているんです。でも数年でその関係性が壊れることってあるでしょう。
それは実質別れているか一緒に暮らしているかではなく心のつながりの面のことです。時間を経ても精神の成熟レベルが釣り合うかどうか小さい器でもいいので内側がプラスのエネルギーで満たされているもの同士なら円満に続く。
でも相手に満たされることを期待しすぎると、そのうち相手を満たし損なうときが来ます。自分ばかり尽くしているようでバカらしくなる。成長のスピードにズレが大きくなってくると一緒にいる意味を見出せなくなる。
だから経済的不安によって一緒にいるとか結婚に対する責任の面で一緒にいるに過ぎない関係になってくる。外に別の刺激を求めることでやり過ごす。だから結局は魂の成熟度にかかってきます。
とはいっても、最初は外見や経歴がどうしても目に入りやすい。でもどちらかというと冴えないのに強く魅力を感じる人にどのような理由があるのか分析してみましょう。そんな人って精神的レベルが近くないですか?
上のものを受け取りたければ精神でも経済でも自分をまずそこまで引き上げることです。そうでなければ受け取れません。容姿や話術でカバーしすぎると後でしんどい。遊びやカジュアルな関係を求めているならそれでいい。
でも、真の関係性を求める段階にいるのなら精神レベルの釣り合いを考えることが幸せへつながる。結婚が本当にゴールでよいはずがない。
なのになぜかほとんどの人は後からなんとかなると思っている。何とかならないです。毎日の生活や自分の役割に神経を取られるから関係性に重きを置かなくなるのはある意味当然。
人間というものはそんなに、何もかもに力を注げない。優先順位がある。結婚が修行と呼ばれたり墓場と言われる理由を結婚前に深くイメージしてみよう。相手が自分の都合よく変わってくれることはまずありえない。
対人関係のカウンセラーという傾聴のプロでさえ自分の身近な人間関係やコミュニケーションには難しさを感じているものです。素人ですから。結婚を掴むということと結婚生活を円満に送り続けるスキルは別物だと思っていい。
恋は冷めるし、容姿は老化する。でも精神は成長させ続けることが可能。お互いに高め合える関係性は理想的だがそれ以上に自分が自立することが一番大切。奪い奪われる関係に陥らないためには依存ではなくお互いの自立と適切な相互依存。
補い合うことや支え合っていくこと。常に自分も相手も一定ではない。周りの状況によっても影響をうける。
キリスト式の誓いの言葉には極意がある。本気で守れると幸せになれる。非常に難しく厳しい問いかけ。
病める時も健やかなる時も、富めるときも、貧しきときも、愛し合うことを誓うか

あなたがあなたらしく自分の人生を楽しんで生きていると運命の人に出会えるし気がつくことができます。
自分が満たされていないうちに運命の人と出会っても愛されることを考えて愛するという利害関係になります。
どちらがより愛されているかというパワーゲームにハマってしまいます。
いつも相手の愛情を計り自分の愛を出し惜しみし優位に立てるように振る舞う毎日。
あなたが本当に求める幸福感は得られそうですか?人に満たしてもらわなければならない愛の渇望を抱えたままではどんなに相手を変え魅力的な人と関係をもっても魂が打ち震えるような愛を体験することはできないのです。
自分を好きになるにはどうしたらよいでしょうか。自分が本当に何を望むのかどうしたいのか。生まれてきてよかったな。生きててよかったなと毎朝目覚める度に感じられるようになるには何が必要でしょうか。
それは自分自身に聞くしかありません。自分の本心しか答えを知らないからです。楽しいと思えそうなことを片っ端からやってみるのもひとつかもしれません。それほど自分ってわからないものです。
何十年も自分やっててさ。何もわからないなんて不思議な存在です。さ、自分への好奇心が湧いたら今日は自分にどんな体験をさせてあげようかな。